スマホでのQRコード決済サービスが一気に普及してきました。象徴的だったのは、2018年のpaypayの「100億円あげちゃうキャンペーン」と言われる現金還元プレゼント企画です。さらに2020年からの新型コロナウイルスによる感染拡大で、現金を扱うこと自体の衛生面も危惧される風潮もあり、QRコード決済普及の後押しになりました。今では、他社が新規参入していく中で混戦化しています。
さて、具体的な利用者数はどのくらいなのでしょうか。
利用者数ランキングを見ていきましょう!
■スマホ決済(QRコード)利用者数ランキング(2021年)
1位 LINEpay 3900万人
(2020年6月現在)
※ソフトバンクグループ提供
2位 PayPay(ペイペイ) 3600万人以上
(2021年2月現在)
※ソフトバンクグループ提供
3位 d払い 3523万人
(2021年5月現在)
※NTTドコモ提供
4位 au pay 2890万人
(2021年5月現在)
※KDDI提供
5位 メルペイ 1067万人
(2021年6月現在)
※メルペイ(メルカリの100%子会社)
※楽天ペイメントは利用者数が非公開となっており不明です。
このような構図になっていますが、1位、2位の会社はそれぞれPayPayと、LINE Payという会社ですが、実質ソフトバンクグループの傘下ですし、au payと楽天ペイメントはお互いの相互利用を促進していく動きがあります。また、メルペイとNTTドコモは2020年2月に提携するなど、連合化が進む動きがあります。
ぜひご参考ください
参考URL
・KDDI IR (2021年3月期 決算詳細資料より抜粋)
・PayPay、LINE Payの国内事業を吸収へ 海外はLINE Payに統一
<文/堀口智之>