この度、金の星社さまより「小学生が110×110まで暗算できる裏ワザ計算法」を出版させていただくことになりました。発売日は2024年9月26日です!
小学生向けの計算演習本ですが、ただの計算演習ではなく、なんと「110×110」までちょっと頑張れば暗算できるようになる本になります。(というか、199×199までの方法を解説自体はしていますが、かなり難易度が高いのであまり現実的ではなく。)
小学校のときには、「筆算」という方法を学びますが、実は筆算は「暗算」に適していません。
頭の中で筆算やるときに桁がずれてしまったり、下一桁から計算すること自体が非効率になります。
暗算のために何をすべきかといえば、思い浮かぶのがきっと「ソロバン」でしょう。ソロバンを習うのはとてもよい手段だと思いますが、頭の中に珠が浮かんで暗算するためには一定の時間がかかります。(私も、ソロバンは子供のときに習ってました。)
では、どうしたらよいか。
それが今回書籍でもご紹介している「プラスボウ」というやり方です。
プラスボウは、2桁×1桁の計算がとても簡単に頭の中でできるようになります。
筆算の場合、頭の中で数字を縦に並べますが、横に並べる工夫をするわけです。
例えば、23×8 をする場合、それぞれ1桁×1桁の掛け算をします。
2×8=16
3×8=24
この2つの数字を横に並べます。
1 6 2 4
そして、真ん中に「+(プラス)」と右の数字の真ん中 に「|(ボウ)」を入れます。
1 6 + 2 │ 4
そして、記号の通り、足し合わせて、並べます。
184
これだけです。
筆算は縦に数字を並べますが、数字を横に並べるだけでグッと頭の中で計算しやすくなりませんか?ページもご紹介します。
この「プラスボウ」というやり方、なんと100を超えた数のかけ算にも応用できます。もちろんそれだけでなく、いろいろな計算手法をご紹介しています!税込価格やおつりの暗算法など、一生使えるテクニックも掲載しています。
書いてある通り、私はホリッチーという超高性能AIティーチャー・ロボとしてやさしく暗算方法を教えていくことになりました(笑) 素敵なデザインですよね。
「小学校のときに学んだことが一生使える」、そして、「計算が強い人は、数学にも強くなる」そんな想いで書籍を執筆させていただきました。さすが絵本といえば「金の星」だけあって、編集の方に大幅に読みやすくなるように言葉を直していただいたり、特別協力の方数名に実際に演習をしていただきました。実際の小学生にもにご協力いただき、手を入れていただきよりよい書籍となりました。
一生使える演習本ということで、小学生の子どもがいるご家庭に、ぜひ一冊置いていただければ幸いです。
小学生が110×110まで暗算できる裏ワザ計算法 単行本(ソフトカバー) – 2024/9/20 堀口智之 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4323075685/
脳トレにも、日常生活にも、中学受験にも役立ちます。
小学生が110×110まで暗算できる裏ワザ計算法 単行本(ソフトカバー) – 2024/9/20 堀口智之 (著)
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先日、9月2日に「1杯目のビールが美味しい理由を数学的に証明してみました。 」という書籍を出しましたが、たまたま今月2冊目になりました。別に2冊続けてるから適当に書いた、とかは全くなく(笑)、2冊とも力をちゃんといれております。たまたま出版時期が重なりました。なんだかんだと今年4冊目です。
もう1冊くらい今年中に出るように頑張りたいですが、どうなるか。