「もしかしたら算数からやり直した方がよいかも?」
そんな大人のあなたに、チェックリストをご用意しました。一社会人として生きていくのに、ほぼ全員求められるのが数字力です。仕事で特に使わない・・・という人でも、お金の管理からは逃れられません。もしかしたら学び直した方がよいかもしれません。特に、管理職の方ほど高い数字力が求められます。
ぜひ今回のチェックリストが自分自身の現状に当てはまるかチェックしてみてください。
大人でも算数から学ぶべきチェックリスト
該当する項目数に応じて算数から学んだほうがよいかどうかが決まります。20項目ありますのでぜひ該当の個数を数えてみましょう。
仕事内容
- データを扱う職についている
- 自分にある程度の責任と決定権がある
- グラフなどの会議資料を読み解く必要がある
- 計画や具体的なプランを策定することがある
- 最新のニュース・情報をよく見ている
- チームのリーダーである(になりたい)
- 専門知識をこれから勉強中(していきたい)
数学の苦手意識
- 数字が覚えられない
- 数字を見ると気持ち悪くなる
- 小学校の算数から苦手になった
- 計算が遅い
- 暗算が苦手
- 計算ミスに気付けない(検算の習慣がない)
具体的な知識
- 単位の変換(パーセント、キロ、メガなど)がわかっていない
- 前年比の売上高の計算方法がわからない
- 小数と分数表示のそれぞれのメリットがわからない
- 25%がどのくらいの量か即答できない
- 大きな数を読んだり扱うのが苦手
- 電卓の扱い慣れていない
- エクセル(Excel)の集計・グラフ化が苦手
チェックは何個ありましたか?
13個以上 【緊急度最高】
算数が苦手で、かつ、仕事でも数字の考え方を必要としているはずです。今すぐに学ぶべきです。今すぐ書店に行って、算数の学び直しの書籍や問題集を買う、人に聞く、セミナーに参加する、などやれることからやり始めるべきです。学ぶときの注意点としては、いきなり損益分岐点の計算など実用的なものから学んではいけません。まずは計算の基本ができていないと思います。きちんと基礎から積み上げる意識で学んだほうがよいと思います。
10個以上 【緊急度高】
できるだけ早く学ぶべきでしょう。算数に苦手意識があって、仕事でも少し数字やデータを用いることもきっと多いことと思います。別にそんなに緊急性は感じていない、という方でも、周りの人にもしかしたら迷惑をかけているかもしれません。苦手な人には、数字で物事を判断する仕事は回ってこないからです。周りからの期待に応えられるようにできる限り早めに数字力や計算力を高めておきましょう。
7個以上 【緊急度中】
すぐには算数はやらなくてもよいかもしれませんが、いつかは学んだほうがよよいと思います。もし、専門スキルや高いコミュニケーション能力があれば、多少の算数苦手は周りから気づかれないかも。上記の能力がないと感じるのであれば、早めに算数はやり直した方がよいと思います。せめて、苦手意識は早めに克服しておいておいたほうがよいです。本格的にデータ分析や決定権を持ったときにより的確にできるように、算数を学んできちんとした数字で物事の判断能力や決定能力を高めていく必要があります。ぜひ楽しく学び続けられる方法は何かないかと探してみてください。
4項目以上 【緊急度低】
おそらく算数の苦手意識はほとんどないはずです。でも、「●●だけ苦手。」など、特定の作業に困難を感じているかもしれません。そんな場合は、その特定の分野だけを学習できるように、気軽に本など購入していって、気の向くままに学ぶとよいでしょう。
3項目以下 【緊急度なし】
算数以外の領域に目を向けて学ぶ方がよいでしょう。
以上、となります。あなたはいかがでしたか?ぜひ当てはまった方は、このチェックリストをご友人などにももちろん送付してOKです!
もし、必要があれば、こちらの教室では「数字トレーニング体験セミナー」を行っております。無料で参加可能な講座など行っておりますのでお気軽にご参加ください。
<文/堀口智之>