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税込金額を3秒で求める方法【×1.1の計算法】

今回は消費税の計算について行ってきたいと思います。

1200円の商品を買って、消費税が10%つきます。このとき、税込金額はいくらになるのでしょうか。数式で書けば、

1200円×1.1

になります。今の金額の110%分を求めることですから、「1.1」の掛け算をするわけです。

まずは、より簡単に計算するための発想を考えていきます。何をやらなければいけないかを具体的にするために、筆算を書いていきます。1.1ではなく、一旦、11の掛け算を考えていきます。すると、以下のようになります。

この筆算の図をじっくり眺めていただいてわかる通り、1200を一つ横にスライドして足しているだけです。つまり、12000+1200をやっていることがわかります。

消費税分を求める、つまり税込の金額を求める計算は×1.1ということですので、この桁を一つ分下げます。

よって、1200+120の足し算になるのです。つまり、税込の金額を求めるとき、その税抜金額を一桁小さくなるようにスライドして足し算すればよいということです。

そう考えると、税込金額の計算方法は簡単ではないでしょうか。消費税が10%の時にしか使えない計算ではありますが、この計算を機に計算の活用の幅を広げて頂き、数字力アップのきっかけとしていただけたら何よりです。

こちらの動画でより詳しく解説しています。

<文/堀口智之>

レジ前の「×1.1」が仕事の見積もりになる

記事で紹介した「1割を足す」という考え方は、買い物のときだけでなく、見積書や請求書を扱う場面で毎日のように登場します。税込と税抜のどちらで話しているのかが噛み合わず、金額の認識にずれが出た経験がある方も多いはずです。

こうした場面で支えになるのは、電卓を出す前に「だいたいこのくらい」と桁と大きさをつかむ概算力です。概算力とは何かを知っておくと、消費税だけでなく値引き率や粗利の見積もりにも同じ発想が使えます。

大人の数トレ教室では、こうした「その場で見積もる力」を、社会人の実務に合わせて基礎から練習しています。

税込と税抜の往復に慣れると、次はその価格で利益が残るかどうかが気になります。限界利益率から黒字化の目安を出す手順は副業の損益分岐点と資金繰りにまとめています。原価と稼働時間から自分の単価を決める手順は個人事業の価格の決め方で扱っています。

同じ考え方で値引き率や掛け率を出す練習は値引き率と掛け率の計算練習10問にまとめています。

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