先日、千葉で小学生向けのイベントで講師として呼ばれ、授業させていただきました。
大人とまた違った反応が多く、大変学びが多くありました。お相手は、全員中学受験をする予定の小学校3年の子供たちでした。大変学びに対して貪欲で意欲的なのがよかったです。
今回は「インド式計算」をテーマにしたのですが、「おー!!」「え!!すごい!」とか、そんな声を頂きながら、一緒に学んでいきました。あっと驚く計算が小学校3年生で体感できるのはよいですよね。
ただちょっと反省点としては、学びの項目が多すぎたようで、混乱している子も1、2名ほどいた印象。もうちょっと少なくすればよかったかもです。実際、コンテンツを一部省略しました。
また、大きい数の計算手法も学び、こちらも大変反響がありました。
「2万×3万は?」
という質問に対して「わかっちゃった!カンタンじゃん!6万だよ!」とか(笑) 大変学びにつながる間違いを頂き、盛り上がりました。(正解は6億です。)
また、せっかくなので、子供たちが興味を持っている話を最後にしました。
「ワンピースの単行本一冊400円なんだけど、それが世界で5億冊とか売れているんだよ。これは世界記録だよ!」
という話をしました。(ワンピースはその場にいた子ほとんど知っているようでした。)
「すげー!」
「兆とか京とかいくんじゃない?」
なんていう反応。しかし、それほどいくわけがないわけないのですが。やはり予想通り、大きい数の計算、めちゃくちゃワクワクしますよね。(もちろん、大きい数は小学校4年生で学ぶ単元なので学んだことがない子もいたことでしょう。)でも、現実とつながる計算だから、面白いわけです。
あと、無量大数という言葉を知っている子がいたり、なんと「不可説不可説転」という言葉を知っている子もいました。不可説不可説転の話は以前にもこのブログに書かせていただいたこともあり、かなり詳しいのですが、宇宙よりも大きい「巨大数」の話をしたら目を輝かせている子が多くいました。
短い時間(90分)でしたが、大変有意義な会でした。反応もよく、本当に楽しかったなぁ。
親御様も後方で今回の授業を聞いていらっしゃったので、本の宣伝も数冊させていただきました。
小学生向けには、こちらの本が特におすすめですね。
小学生が110×110まで暗算できる裏ワザ計算法 単行本(ソフトカバー) – 2024/9/20 堀口智之 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4323075685/

「小学生が110×110まで暗算できる裏ワザ計算法」(堀口智之著)金の星社
また授業や講演の機会あれば、全国各地伺いますのでお声かけください。
授業で使ったスライドを一部共有します。(※一部加工)



