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習慣化できている人とできていない人の違い

習慣は強制で変わる

2020年からの感染症拡大において、会社がリモートワーク中心となり、家での仕事が多くなったという方が多くいらっしゃいます。今回の感染症は、いつも通りに仕事に行くことが難しくなり、友人たちと会うのにもリスクを感じる様にもなりました。当たり前にやれていたことが当たり前ではなくなり、健康、仕事、家族・・・それぞれ大切なものの優先順位を改めて考える機会をもたらしました。

その中で思ったことがあります。それは、

「習慣は強制があれば変わる。」

ということです。変わらなければならない。と思うとき、人は必ず変われます。変わらなければならない、と思うのは、

 ・自分の意思でそう思った

 ・環境がそうさせた

と2種類あります。今回のコロナは完全に後者。「環境がそうさせた。」のです。

「変わらなければやっていけない。」と多くの人がそう感じ、新しい形式・様式での生活を受け入れ、2020年の春から新たな社会の仕組みが始まりました。

しかし、「自分の意思でそう思った」となる場合、なかなか習慣化するのは難しくなってきます。なぜなら、自分の意思の場合、「必ず変わらなければいけない。」と思う場面がほとんどないからです。

  

習慣化できている人とできていない人の違い

まず大切なことを言えば、習慣化できているか否か、その違いは、仕組みになります。仕組みです。習慣化できていない人は「仕組み」ができていないのです。

よく、習慣化できていないのは、自分に向いていないからだ。とか、想いが足りないからだ。とかそういう話がありますが、自分に合う習慣を選んで、合わない習慣をそぎ落としてきて今の人生があるわけですから、基本的に新しい習慣を身に着けるのは難しいことになってきます。だから、「仕組み」にするのです。

仕組みだけを取り入れれば決して難しくありません。そこに想いは一切ありません。淡々とやるだけです。歯磨きみたいなものです。非常に強い想いをもって歯磨きをしている人はいません。単に、やるだけです。寝る前に歯を磨く仕組みになっているから行うだけです。

例えば、「〇時になったら〇をする。」とか「〇を見たら絶対に〇をやる。」と、決めるだけです。ルールやマニュアルに沿って動くのです。

数字に強くなるためには、「数字を見る習慣」をつくるのは欠かせないものになります。普段から数字を見る、数字で考えるから、数字にごく自然に強くなるのです。

「習慣化ができない、どうしたらよいのか?」などと疑問に思う方いらっしゃればぜひご相談ください。

<文/堀口智之>