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【筑波大学熊谷恵子先生とコラボ】大人の算数障害を考える会開催のお知らせ

8月10日、「算数障害」のイベントを開催することになりました。

筑波大学教授であり算数障害を含む発達障害の研究者である熊谷恵子先生と算数障害をテーマにお話をしていきます。

・子どものときに、算数が苦手だった・・・。
・実は数えるのが苦手だったけど、人には言えなかった。
・数字がわからなくて、生きにくさを感じている。

それだけでなく、

・子供がもしかしたら算数障害かもしれない。
・算数障害と疑ってしまうくらい算数ができない子供とどう向き合ったら?

そんな方でも楽しめるイベントになると思います。

 

算数障害はそもそも認知されてない

算数障害はほとんど認知されていないように思います。特に「大人の算数障害」は尚更です。数学のハラスメントを「マスハラ」と呼ぶなら、算数のハラスメント「カルハラ」(カルキュリアハラスメント-計算ハラスメント)はひそかに社会にたくさんあると思っています。

実は、算数障害は人口の5~7パーセントくらいの人が対象となっており、国全体の経済的に大きな損失を生み出している可能性があるという研究もあります。つまり、日本にも、600万~840万人程度の潜在的な算数障害の方がいると思われます。

今回は、大人の算数障害についてまったり話す機会を設けることにしました。

まずは、みなさんと交流しながら、算数障害の認知を広げていく、質問をいただきながら、現状を把握したいという想いからです。解決策を提示するのではなく、まずは、一緒に考えていく、というスタンスがよいのではと熊谷先生とお話しながら決めていきました。

参加対象は、大人の方ですが、親子での参加も可能です。「算数が苦手」というお子さんの相談でもOKです。子どものときに、算数に苦手意識が強かった人ほど、「それ、わかる!」ときっと共感できるのではないでしょうか。

ZOOMというツールを用いて行う予定です。(youtube配信の可能性もあります。)当日の質問の大歓迎です。ぜひコーヒーでも飲みながら、ゆったりとした気持ちでご参加ください。

【筑波大学熊谷恵子先生のお話】
・算数障害とはどのようなものか
・算数障害診断の基準について
・算数障害を克服への道 など

【大人の数トレ教室堀口先生のお話】
・大人で算数が苦手な人はどんな人がいるか?
・算数の学び直しで必要な考え方と演習紹介

・みなさんの質疑応答~30分程度

 

特別ゲスト登壇者

熊谷 恵子(くまがい けいこ)
筑波大学人間系教授。博士(教育学)東京都出身
九州大学理学部化学科卒業、理科系の職業を経て、筑波大学大学院教育研究科障害児教育専攻修了、
筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科単位取得退学、その後、
筑波大学助手、講師、助教授、准教授を経て現職に至る。
言語聴覚士、臨床心理士、学校心理士SV、特別支援教育士SV

●主な著書
「長所活用型指導で子どもが変わる」No.1~5(図書文化社)
「算数障害の理解と指導法」(Gakken)
「アーレンシンドロームー光に鋭敏なために生きづらい子どもたちー」幻冬舎
「ライフスキルを高める心理教育」(金子書房)など
「ADHDのコーチング」(図書文化社)

発達障害のある人の支援に関わる研究を専門としている。

 

詳細はこちら ⇒ peatixイベントページ「【筑波大学熊谷恵子先生×大人の数トレ教室堀口智之先生】大人の算数障害を考える会」