みなさん、こんにちは!この度、私、大人の数トレ教室代表兼講師である堀口智之がベレ出版より書籍を新たに出版させていただくことになりました。
概算・暗算がきちんと身につく本
今回の書籍は、概算・暗算をしっかりに身につけることができる書籍です。この本は、私が13年以上にわたって社会人向けに教えてきた数トレ教室の経験を活かして書かせていただきました。概算と暗算のスキルを身につけるための内容になっていて、私のこれまで得たノウハウをぎゅっと詰め込みました。
一瞬で数字をつかむ!「概算・暗算」トレーニング 単行本 – 2024/1/9 堀口 智之 (著)
概算・暗算系の本でまともな本はほとんど見たことがありません。
例えば、計算が得意な友人に”暗算早くやるコツ”を質問したとしても、
「ようは、そろばんやればいいんだよね?」
とか、全然回答になっていないものばかりで、子供のときにソロバンをやらなかった大人はどう学べばよいのでしょうか・・・。諦めるしかないですよね。ちゃんと大人が学ぶに最適な暗算の考え方を詰め込みました。
また、概算に対しての考え方はほぼこの本でよいでしょう。概算、ざっくり計算は、四捨五入すればよさそう、とはぼんやり思っているでしょう。しかし、具体的には、「頭から何桁目を四捨五入したらよいのか?」体系化されたノウハウはないので、この本にまとめました。
大きい数の掛け算や割り算の手法についてもっ書きました。0の個数を数えるだけではなく、日本語で計算する4つの方法があります。このまともなノウハウは日本初です。
他、速算のテクニックとして、「パートナーナンバー」という(数学的には逆数)の考え方もまとめました。これも本書が初です。
そして、”意味で計算する”という学校教育とは違ったアプローチの計算手法についてもまとめました。数字の苦手な人はここで躓いています。意味で考えれないから、数字に弱いんですよね。
ということで、あまりに新しい考え方を詰め込みすぎて、世の中に受け入れられるかわかりませんが、少なくともこのカリキュラムで多くの「数字」の苦手意識を克服した人がたくさんいるので、受け入れられることを信じています。(年間1000人以上がこのカリキュラムを受講しています。)
掲載問題は1000題以上、大ボリュームです!
駐輪場の採算を計算した話
ちなみに、私が最近暗算・概算したのは、家の近所にある駐輪場の経営です。明らかに100坪を超えるであろう面積に800台くらい入る駐輪場。そこにいつもいるおじいちゃん2人。どの時間帯に行っても、最低で1人はいるんです。夜中0時を過ぎてもです。
「なぜ、おじいちゃん2人もいるの?これって採算合うの?」
と思って計算したわけです。
これって、深夜分の時間外労働分も給料払っていますよね?
しかも365日無休で動いている駐輪場ですので、最低でも、4人くらいは雇っていないとシフト的に無理でしょう。1日12時間勤務×15日で働いていると考えてます。会社側が払っている月の給料は少なくみて25万。(手取りはもっと少ないです。)つまり、給料だけで100万は払っている計算です。
そして、坪単価1万と考えても、家賃だけで100万以上。
売上はどうでしょう。せいぜい800台が1日50円(定期代を1日あたり換算で50円程度)で止めても、なんとたったの4万円/日です。つまり、月の売上を多く見積もってもまぁ120万程度でしょうか。
どう考えても経営できないよなぁ・・・。ということを自転車に乗っていながら考えるわけです。
このように計算を頭の中だけでシミュレーション、活用できたら、数字に強くなれそうだ、と思いませんか?
大人が暗算に強くなるプログラムはない
先日LINEヤフー(株)代表取締役会長の川邉さんが仕事ができる人は、暗算に強い人。と、ポストされていました。
https://x.com/dennotai/status/1716579065287872660?s=20
しかし、大人になってから暗算に強くなるプログラムって見たことありますか?ないんですよ、これが。
ぜひ、本書を買っていただき、演習してください!
<文/堀口智之>