最近、学生や若者からの働きたいとの問い合わせ、インターンシップ希望の声が多く、大変嬉しく思っております。
和からが今、社会に対して取り組んでいることを一言で語るなら、
「数学を使った大人向けの教育業によって、社会の問題解決をする」
ということになります。和からは、数学を”直接的に使った”ビジネスで利益を上げながら、企業として継続的に10年ほど継続してやってきております。
その中で、あまり表立って見えない苦労などもたくさんありましたが、なんとか継続できているのは、お客様のあたたかなご支援や、スタッフ・講師の協力あってこそのものです。
企業は、ゴーイングコンサーン
企業は継続することに価値があると言います。まさしくゴーイングコンサーン(継続企業の前提)。和からもまさにその通りで、継続するということそのものが、お客様の喜びをもたらし、収益をつくり、「数学で飯を食う」を実現しています。
様々な経営者と関わらせていただく中で、いろいろとビジネスを勉強してきましたが、改めてこれってすごいことなんだぁと感じています。もちろん、一人だけ食べていくなら余裕でやれると思うのですが、そこに雇用が生まれ、仕組みとして回る組織があるのです。
特に、和からの未来を考えてくれるスタッフのみなさんには感謝しかありません。
数学を直接的に使う仕事
和からは、「直接的に」数学を使う会社です。
数学そのものを習得するほど、人の役に立てる。ただ、数学”だけ”は残念ながらダメで、それを「よりよく伝える」ということが重要です。個人に合わせて、大人に合わせて、その企業に合わせて。カスタイマイズが入ります。結果、売上につながり、利益につながり、企業の継続性へとつながっていきます。
数学を「間接的」に使う、とは、数学の考え方や発想、表面的には数学ではないけれども、実は中身は数学というもので、間接的な仕事の方が体感100倍以上あると思います。
ビジネスとしての難易度も、間接的の方が低いと思います。数学はあまり表立って出てこないほうがよい。人工知能とか、機械学習とかディープラーニングとか。数学という言葉は出てこないけれども、中身は数学だったりしますが(笑)、人工知能AIを用いたビジネスは容易に考えることができます。
数学を教えさせていただく精神
和からは、教育業というよりは、サービス業に近いと感じています。
「数学を教えて”やって”いる。」
よりは
「数学を教えさせていただく」
という精神があります。少なくとも上記の意識の方が数学を教えていることも少なくありません。和からでは、子ども向け教育と違って、お客様の方が知識がある場合が多いのです。年上の方にも指導することはありますし。私も自らのまだまだ知識や経験の浅さを痛感し、落ち込むこともあります。
数学もまだまだ知らないことばかりです。学べば学ぶほどどんどん知らない分野と出会います。●●業界では、●●という数学を使って問題解決をしている!なんて未だにそんな発見があります。
だからこそ、和からは教育業ではなく、サービス業に近いと思っています。どんな数学を提供したら、もっと喜んでもらえるのか。どんなに良い数学を提供しようと思っていても、相手が喜ばなければ何の意味もありません。価値は0です。相手が必要な分だけ、必要な量を適切な方法で数学を提供すること。
これは、数学を押し付けることではなく、お客様の立場に立った教育ということ。アダプティブラーニング(個人個人の能力や適性に合わせた学習)という言葉も最近出てきていますが、大人が必要としている個別最適化された教育の一つの形だと思っております。それは、コーチングに近い世界でもあります。
検索したらいくらでも出てくる数学の情報の中で、あえて伝えない数学をつくるのです。情報がたくさんあればその分知識が増えるわけではありません。お腹いっぱいになったらもう料理はいらないのです。フランス料理のお店に来たらフレンチが出てくるのは当たり前ですが、フランス料理屋の前に、「美味しく食べて欲しい」という想いがまずある。
いわゆる、子ども向け学習塾ではない、大学でも、中学・高校などの教育機関でもできない。だから、数学を教える仕事の中でもかなり特殊な位置にいるのではないかと。いくつかブログ等でも社会で役立つような数学の役割について、直接的、間接的にマスログ等でもお伝えしている通りです。(参考:マスログ)
「数学を使ってより多くの人に喜んで欲しい。新たな挑戦をしていきたい。数学で人をつなげていきたい。問題解決をしていきたい。」
そんな方はぜひ和からで働いて欲しいとおもっていますし、インターンシップも歓迎です。(ただ、募集をしていない時期や職種も正直あるので、もしタイミング合わなければすいません。)
特に、最近では大人の数トレ教室では、プロジェクトを積極的に動かしてくれる人を募集しているので、まずは長期インターンシップからでも、社員としてもまずはこちらよりお問い合わせください。
参考:和から採用情報
<文/堀口智之>