次回作が、ついに出ます。
『目で見て体感できる 確率ピクト図鑑』です。

この企画は、実はかなり前から頭の中にありました。 ただ、「確率」というテーマを世の中の様々な事象と照らし合わせながら、「面白く、わかりやすく、しかもなるべく正確に」まとめるのは大変だなぁと思っていたのですが、出版社の担当編集者さんのおかげで、アイデアが形になり、この本が動き始めました。
「確率」をここまで真面目に比較・考察した本は、たぶん初めて
本書では、世の中のあらゆる確率を集めて比較し、視覚的に理解できるようにまとめています。たぶん、これまでこんな本はなかったと思います。
たとえば、
・「宝くじが当たる確率」と「飛行機に乗って死ぬ確率」は同じ?
・「年末ジャンボで1等が当たる」よりも、「フグを食べて死ぬ」確率のほうが低い!?
・「40歳の人が大病にかかる確率」と「財布を落とす確率」が同じ!?
・自分に隕石が直撃する確率は、なんと2500億分の1!
こういう話は、単体で聞くと「へえ!」で終わってしまいますが、本書では100以上の確率を比較できるようにしました。すると、「思っていたより高い確率」「想像よりずっと低い確率」が次々と見えてきます。

苦労したのは「裏付け」
正直に言えば、「GPTのdeepreserchとかで調べさせれば早いだろう」と軽く考えていた部分もあったのですが(笑)、実際やってみるとびっくりするくらいソースが間違っている。誤情報や古いデータなどが山のように出てきました。 そこで、最終的には手作業で数千ものWEBや論文、統計資料を検証しました。国内外の統計、学術論文、レポートなどを読み込み、正しい(もちろん何をもって正しいかどうかは難しいので、可能な範囲で)数字だけを残しました。それでも、生成AIの助けがなければ、ここまで幅広いジャンルをカバーする本は作れなかったと思います。コラムも11個ほど入れながら、「確率」の理解を助けるエピソードもたくさん盛り込みました。

大人だけでなく、小学生にも贈れる一冊
確率というと「難しい数学の話」を想像する方も多いですが、本書はピクトグラムで直感的に理解できる構成にしています。 「100人中◯人」「◯分の1」など、数字のイメージがしやすい形に変えてあるので、小学生でも楽しめます。親御さんから子どもへのプレゼントとしてもおすすめですし、学校の自由研究や授業の補助教材としても使えます。確率の大きさをざっくりと比較できる「確率バー」も用意しました。

◆読み物としても楽しめる雑学満載
確率をただ集めるだけでなく、それぞれの背景やエピソードも盛り込みました。割合・確率の裏には必ず物語があり、その物語を知ることで、グッと身近になります。確率を知ることは、単に雑学を増やすことではありません。日々の判断をより合理的にし、自分や周囲を守るための武器になります。たとえば、新規事業を始める、SNSで発信する、イベントを開く――これらはすべてリスクと隣り合わせ。でも、その確率を見誤らずに判断できれば、恐れすぎて動けないということも減ります。
『確率ピクト図鑑』は、世界の見え方を少し変えてくれるはずです!
現在、amazon予約キャンペーンを実施しており、予約購入後こちらのQRコードから申し込めば、特典がもらえます。ぜひご応募ください!

