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半径300mと500mで件数が激変するのはなぜ?面積と2乗の関係を使いこなす

※この記事は、旧ブログ「世界がわかる数字力 ~データセンスを高めるために~」(2019年公開)から移行したものです。記事中の数字・データは執筆当時のものです。

■食べログの考え方を応用してみると

以前、食べログの範囲検索を題材に「半径が変わると、出てくるお店の件数が大きく変わる」という話を書きました。今回はその考え方の応用を考えてみたいと思います。

簡単に言えば、食べログの範囲検索では、半径300mと500mでは、半径が変わると面積が変わるから、大幅にお店の出る件数が変わってきました。

食べログ記事だけ見ると、「面積は2乗に比例するので当たり前!!」と、「簡単!」と思う方はいるかもしれませんが、大切なのは、いかにその考え方を実践するかということです。

例えば、記事の通り、「面積」の話で進めていけば、「面積は2乗に比例し、体積は3乗に比例する」というのは当たり前の考えという人もいることでしょう。

しかし、「恒温動物は同じ種でも寒い地域にいるほど体重が大きくなる。」 のは当たり前でしょうか。この法則は、先ほどの面積の考え方をちょっと活用したらわかります。

「身体を覆う表面積は、体長の2乗に比例するのは当たり前だから、それに対して体積は体長の3乗に比例するから、体の小さな動物ほど体積に対して表面積が大きく、体の大きな動物ほど表面積が小さいから、寒い地域では体温を保とうとするなら当然身体が大きい方が有利。」

これは、当たり前と言い切れるかといえば、当たり前ではないような気がしますね。

身体の小さな人を見て、

「あの人、体温保つの大変そう!!」

と思ったことは一度でもあるでしょうか(笑)「面積は2乗に比例して大きくなる」という当たり前の事実を、どれだけ現実に適用できるのかが大事なんです。

ちなみに、上記を、「ベルクマンの法則」と呼びます。

この、「当たり前」から一歩先を考えられる力で、世界は、少なくとも科学は進展してきました。

「あ、それ知ってる!」

から

「つかってみよう。」

へ。

発想を転換して、この世界をもっと楽しく学んでいきたいものです。

■参考URL

頭のいい人が「食べログ検索」で気づく真理

ベルクマンの法則 – wikipedia