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2020年は「数的リテラシー元年」である

数字教育は「ビジネス」のためのものではありません。

仕事で役立つのは当然。もっと日常的にも根差していく必要があります。昨日配信したプレスリリースにも記載させて頂きましたが、今年2020年は「数的リテラシー元年」だと考えています。

今年ほど、多くの数字に翻弄された年はないのではないかと思います。毎日のように「感染者数」の数字が報道され、SNSでシェアされ、多くの人に届き、一喜一憂する日々を過ごしました。毎日届いても、その平均や傾向、標準偏差などを把握しなければ実質的な緊急アラート以上の意味はあまりありません。しかし、不安や恐怖から毎日気にしてしまう日々を過ごした方が多かったと思います。

今年は、たまたま感染症が流行ったから、というのが数字を気にする人が増えた理由ですが、元々、数字で物事を判断しなければいけない場面は日常的に存在します。しかし、より意識するようになった、のが今年ではないかと思うのです。

不安で学校に通えなくなってしまった。外出するのが怖くなった。そんな方も少なくありません。冷静に数字を眺め、分析する視点を全員が持てば、それほど怖いものではないと思います。日本はずっとずっと世界的に見れば十分安全です。安全性は、相対的に語られるものです。絶対的な安全はありません。生きていれば必ず危険が付きまといます。事実と感情を分離して物事を考えれるはずです。

そのためには、その数字の意味は何かを考えることです。具体的にどんな行動を変えていかなければいけないのかまで考えることが必要です。

これまでは、誰か偉い人が物事を判断する社会だったかもしれません。しかし今は、「メディアと生きる」社会から、「SNSと共に生きる」社会へ変わってきています。つまり、「個人」が力を持つ社会です。与えられた情報から誰かが判断したものを鵜呑みにするのではなく、数字や量で、「よい」「悪い」だけの二元論を超えた判断力を持ち合わせていかなければいけないのです。

数的リテラシーとは、つまり数字の読解力のことです。数字で情報を読み解く力。ぜひ身に着けて欲しいと心から願っています。

既に多くの方にこのおとなの数トレ教室はご利用いただいておりますが、さらにより多くの人にカリキュラムを届けられるように、引き続き努力していきます。

 

昨日のプレスリリースはこちら

日本初(当社調べ)!数字に強くなる大人の「数トレ」が できる教室の全カリキュラムを2020年11月1日から開始