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会社が10周年になったとき、思ったこと【和から】

11年前、和から株式会社のメイン事業である「大人のための数学教室 和(なごみ)」を始めました。想定以上の多くの反響を頂き、その1年後に法人化。

実は、ちょうど10年前の今日に、会社を設立しました。

詳しくはこちらのリンクよりどうぞ。会社のブログで書いています。
 ⇒ 「和から株式会社10周年となりました-マスログ」

当時は、合同会社和(なごみ)でやっていました。なぜ合同会社にしていたかと言えば、お金が無さ過ぎて設立費用が7万円程度と聞いて、それで選んだのです(笑)知っている人は知っていると思うのですが、株式会社は設立が30万円で、当時の私には大金でした。

なぜなら、会社の資本金は当時35万円で、そのうちの30万を使ってしまったらほとんど事業に使えるお金がありませんね・・・。

しかし、そんな最初の事情はありますが、おかげ様で設立してしばらくは順調に推移しました。売上もどんどん上がっていき、多くのスタッフ・講師に囲まれ、より多くのお客様にご利用いただけることとなりました。

もちろん、ずっと順調だったかと言えばウソにはなりますが。(というか、経営者で10年やっている人はだいたい順調であり続けることはありえないとは思いますが(笑))ただ、順調じゃなかったときでも、助けてくれる人が現れ、先輩経営者からアドバイスをもらい、チャンスを頂きながらなんとか皆と一緒に乗り越えていくことができました。

振り替えって気づくのは、会社の中で最も成長させていただいたのは「私」だと思います。これは本当に有難いことで、成長することは私の人生の中で最も重要ともいえる価値観の一つです。その価値観を尊重しながら働き続けることができたというのは大変有難い環境でした。

しかし、今日会社スタッフとの会議の中で、スタッフ皆が改めて大きく成長していることに驚きました。いつの間にそんなに成長したの!?と思ってしまうことがたくさん。これからの皆の活躍で楽しみで仕方ありません。

私は数学教室を立ち上げ、よりよい数学を、と思い、こうして事業を継続してきましたが、何よりやりたかったのは、

一人ひとりが自分の人生を全うする生き方です。

なんかこう書くと怪しいかもしれませんが(笑)、でも本当です。生きることを全うすることは、社会とのかかわりあいの中で、自分の能力を最大限生かすということです。そのために簡単な方法は、多くの人に貢献するように生きることだと思っています。貢献する上で、こういったビジネスとして、会社として継続するというのは非常に大切なことです。貢献自体がお金につながり、結果的によりよく生きるということにつながるのです。

今、会社のスタッフが本当に頑張ってくれていてそれが「和から」を創っています。私も、自分自身、そして、より多くの方が「自分自身の生き方を全うできる」ように、引き続き全力で「数字に強くなる」というこの事業を一人でも多くの方に利用いただけるように努力してまいります。

関わっていただいている皆さまに改めて感謝いたします。10年間ありがとうございます。引き続き、これからも宜しくお願い致します。

<文/堀口智之>