ロマンティック数学ナイト公式ガイドブック発売記念イベントについて
つい昨日、ロマンティック数学ナイト公式ガイドブック発売記念イベントでした。
本当に、素晴らしい時間でした。あっという間の3時間半で、仕事タスクを大量にやらなければいけない状況にも関わらず、一切手をつけることなく終わりました(笑)
最初に、ロマンティック数学ナイト立ち上げのきっかけを私から語らせて頂きました。本にもある程度書いてはあるので、ぜひそちらをご覧ください。
プレゼンしたロマンティストに、個別にはほとんどゆっくりお話できませんでしたが、全員素晴らしいプレゼンで非常に感動しました!
大変素晴らしいメンバーに支えられ、ロマンティック数学ナイトはあるのだなぁと改めて。
ロマンティストのプレゼンに対する感想
タカタ先生の圧倒的なプレゼン。最初から一番爆笑しました。
mattyuuさんの「解けないかもと友人にメールした。」という映画を見ているかのようなストーリーと数学愛。
数学風紀委員長うめちゃんの飽くなき日常を算数から見てみる視点。最小公倍数、最大公約数的に考えてみたくなります。
樽本佳奈依さんの結婚市場の数字視点は見たことない数字ばかり。院卒は他の人より2倍以上結婚しやすいという話。
越野貴嗣さんの自分とは何か、数学とは何かを追求する哲学的、そして数学的視点。
キグロさんのユークリッド「原論」をとことん追求する日々。と、最後の完璧なオチ。
鯵坂もっちょさんの新たな「健全」と「完全」を日常用語に持ってくるという数学的遊び。
辻順平さんの超わかりやすいゼータ関数を通じて楕円曲線、保形形式がつながるという話。
川口音晴さんの天才的記数法。1000年経てばこの「フ」が当たり前になるかもしれない話。
武藤杏里さんのモンティホール問題をちゃんと数学的に、確率的に考える話。
松浦壮さんの15分も超過し、時間が一瞬で過ぎる相対論的プレゼン。
全員、素晴らしく、感動しました。
ここまでこれたことに感謝
企画の段階では、18名も執筆の方がいるので、非常に大変になりそうだなと予想していましたが、KADOKAWA担当の丸岡さんの丁寧なやりとりのおかげもあり、ずっとスムーズに進めることができたので、関わっていただいたメンバーの優秀さ、完全性(?)がにじみ出ているなと。
たった100人くらいで共有するのはもったいないくらいの素晴らしいイベントでした。
そして、ご参加いただいた皆さまもありがとうございました!引き続き、ロマンティック数学ナイトを宜しくお願いします。(参考:ロマンティック数学ナイト)
あと、ぜひこちらの書籍を買って読んだあとには、ハッシュタグ「#ロマ数本」でTwitterでつぶやいてみてください。
そのあと、一人3人ずつ、他の人に勧めてあげてください。そして、勧められた人も3人ずつ勧めてあげるように仕向けてください。するとあら不思議。なんと、指数関数的に本が売れていくのですね・・・!!
多くの人の手に渡り、数学ロマンに満たされる人が一人でも増えたらよいなと思っております。
ものすごい短めに記事を書こうと思ったら長くなっちゃいました。
<文/堀口智之>