ちょっとした引っ越しで使える計算方法をご紹介します。実は床のタイルはおおよそ規格が決まっておりまして、幅15㎝となっています。
さて、そこで問題です。幅が15㎝のタイルが16枚並んだ時に合計で何cmぐらいあるでしょうか。つまり、
15×16
こちらの計算問題を解いていきたいと思います。暗算できなさそうな計算ですが、3秒で出来る計算方法があるんですね。速算と言ってもよいと思います。
まず、
16=2×8
ですね。実は、この余った2を15の方に掛けてしまいます。つまり、
15×2×8
すると、うまく調整されて30×8で計算することができます。そうすれば240と答えまで簡単に計算できますね。
これを具体的にどういうことか解説すると、15cmのタイルが16枚あるんではなくて30cmのタイル、つまり2枚で1セットで考えているのです。すると、30cmのタイルが8枚だよという形にもっていくことができます。
簡単に一言で言えば、片方を半分にして片方に2倍する。それだけです。「半分と2倍のテクニック」。この計算方法をぜひ活用してみてください。
こちらの計算については、動画で解説していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
<文/堀口智之>