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大人でも暗算が学べる教室

「大人だけど、暗算が学びたい!」

そう思う方は多くいらっしゃいます。暗算のやり方は、子どもだけが習得できるものではありません。大人でも正しいやり方できちんと学べば、暗算できるようになります。

こちらの大人の数トレ教室は、大人からでも暗算のやり方を学ぶことができ、習得できます。珠算(そろばんを使った計算)検定1級、暗算検定1級所持者の講師堀口が解説させていただきます。

大人が暗算を学ぶ意味

まず、大人が暗算を学ぶ意義とはどこにあるのでしょうか。もちろん、電卓などの計算ツールを用いれば十分計算することはできます。でも、そうではないんです。ちゃんと自分の頭の中で計算することができる人と、できない人とでは、量的に物事を判断するスピード感が大きく変わってきます。暗算は大人でも十分役立ちます。

「2割引きで1000円なら、元々1250円かな?」

と瞬時に暗算する能力は、日常でもビジネスシーンでも、判断力が変わってきます。営業での会話で割引をするシーン。ちょっとした買い物での割引シールでの計算。飲み会での割り勘の計算。ある店舗での売上を概算する計算がパッとできれば、ビジネスの数字感覚を手に入れることができるはずです。

では、大人になってからの暗算はどのような方法で学ぶのがよいのでしょうか。

 

暗算習得のためのアプローチ

暗算習得するためのアプローチはいくつかあります。

  • 筆算を頭の中で組み立てる方法
  • そろばん⇒暗算を中心に学ぶ方法
  • ズルする計算法

代表的な3つほどあげました。それぞれのやり方について、考えていきます。

 

筆算を頭の中で組み立てる方法

まず、このやり方をぜひ実践してみてください。すると、すぐにわかります。覚えることが多すぎて、挫折することでしょう。筆算を暗算に切り替えようとしたときに、あまりに大量に覚えることが出てきてしまい、普通の人間には計算できないということがわかってしまいます。また、筆算での計算方法はそもそも暗算に適していません。

そろばんから暗算を中心に学ぶ方法

そろばんを用いた計算(珠算)を、そのまま頭の中でイメージしながら行うやり方はあります。子供のときにそろばんを習ったことがある人はこのやり方で暗算を行うことができるでしょう。しかし、このやり方には大きな欠点があります。大人になってから算盤(そろばん)を習う場合、珠算をそのまま暗算にしていくためには十分なやる気と継続力が必要です。忙しいことが前提の大人に適しているかは疑問です。なぜなら、子どものときに暗算を学んだ人は、小学校から週2~3回、1回1、2時間程度で最低2年以上は通っており、大人にそこまでのコミットができるかどうか。ある一定の習慣化によって、算盤が頭の中に浮かんでくるイメージ、もしくは、手や指の動きをそろばんの動きと合致させることによって手の動きから計算するという方法です。暗算するためには、子どもと同じような頻度と習慣で学ぶことができるでしょうか。なかなか大変だと思いますが、ぜひ興味のある方は、挑戦いただくとよいかと思います。

ズルする計算法

実は、大人が習得するべき暗算方法は、「無駄な計算をしない」というやり方です。これなら十分習得が可能です。なぜなら、覚えることが少なく、仕事や日々の生活の中ですぐに役立つからです。例えば、スーパーで「25%引き」のシールが貼られていたときにいくらか?という計算ですが、「25%」を元の値段に掛けるのは大変ですが、「÷4」をするのは比較的簡単にできます。また、複雑な計算はせず、四捨五入などでざっくり計算で求めてしまえば、そもそも暗算の限界を認めたうえでの計算です。どんな数字に苦手意識がある人でも、簡単な九九程度の計算はほぼ誰でも行うことができるように、余計な計算をしなければ、瞬時に計算結果を求めることができるようになります。

このように計算の工夫を入れながら、ちょっとズルする計算方法で一気に暗算能力を高めていくことが効率的と言えます。忙しく、すぐに活用をしたい大人だからこそ、計算の仕組みをきちんと理解して暗算につなげていきたいものです。

 

まずは数トレ体験セミナーへ

この大人の数トレ教室で開催している参加費無料の数字トレーニング体験セミナーでは、大人でも暗算を習得するためのコツをお話しています。ぜひご参加ください。