11月18日、データセンストークライブにて、「チームマネジメントに必要な数字力」を語ります。(参考:データセンストークライブ第27回)
選挙から見える集団で物事を決めることの大変さ
アメリカの大統領選挙、ようやく結果が出たようですね。
集団の中で物事を決めるのは大変なことです。だからこそ、皆がなるべく満足するように決めたい。その中で、「選挙」という数学的な仕組みが考えられています。
しかし、多数決的な構造の中で、果たして全員が満足できるような意見を採用できるのでしょうか。選挙だけではありません。最近では、ダイバーシティという言葉もあります。つまり、一人ひとりの多様性を尊重するということを第一に考えた組織の仕組みを考えていかなければいけない時代となりました。
「人とよりよい関係を築きたい。」「よりよいチーム作りをしたい。」誰もがそう願っています。しかし、最初は良かったものの、それぞれの想いのぶつかり合いの中での最適解をどう見つけていくのかは難しいことでしょう。そして、複数人数とのやりとりはさらに難しさを作ります。
数学的には、複数人数であれば、関係性は2乗の関係で増えていき、益々複雑な人間模様を見せていきます。さらに、物事を決めるときには、本当に多数決でよいのか。どの程度まで話し合えばよいのかなど、難しい決断が迫られます。個々の最適が全体への最適となるかは別問題で、よりよい関係を深く考えさせられることとなります。
チームのために数字に強くなる
今回のトークライブでは、「目的のための、よりよい関係性」のために役立つ、チーム・コミュニティ運営のための数字力を学んでいきます。
人間関係の中に潜む数式、つながりの数学、全体最適のためのよりよい決定方法など、様々な角度から具体的な事例にも触れながら算数程度の知識からわかるように解説していきます。
このトークライブではその明確な解はわからないかもしれません。しかし、大きなヒントは得られるはずです。よりよいコミュニティ運営、マネジメント、組織運営においてもきっと役立つはず。対人ビジネスを行っている方だけでなく、数字力を高めていきたい方、経営者の方、マネジメント職の方など、様々な方が数字を楽しく学べる内容になっています。
ぜひお楽しみください。
■内容
・関係性にまつわる数学
・集団で物事を決めるための数理モデル
・コミュニティ、組織運営にかかわる様々な数字
・気持ちよく人に数字で伝える方法
イベント情報は詳しくはこちら⇒ 「データセンストークライブ第27回」
<文/堀口智之>