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コンピュータとは何か -歯車計算機械編-【NUMERACYトークライブ】開催のお知らせ

6月24日(木)20時~イベント開催します。先日、clubhouseというサービスで偶然前山和喜という日本計算史の研究者の方とお会いし、あまりの知識の豊富さに私が惚れ込んでしまい、コラボをお願いさせていただきました。これで2回目のコラボとなります。前回は4月11日を開催をしました。(参考:人類はいかに”計算”を獲得したか【NUMERACYトークライブ】開催のお知らせ

非常に知的な満足度の高いイベントになること間違いありません。これほどマニアックに「計算」を特集した回は日本国内開催でこれまでないのではないでしょうか。

ぜひご参加ください。しかも、無料。人数限定となりますのでぜひご参加ください。

申し込みはこちら(peatix)

コンピュータとは何か

「コンピュータ」と聞いたとき何を想像しますか?きっとWindowsやMacなどのパソコンをイメージする方が多いのではないでしょうか。あるいは、「京」や「富岳」などのスパコンも想像してしまうことでしょう。

コンピュータは我々の生活を変え、社会の構造を大きく変えています。20世紀後半に入ってからは「人工知能」と呼ばれる機械学習やディープラーニングと呼ばれる手法が開発されていますが、コンピュータを用いて計算することが前提です。我々人類は、コンピュータから様々な恩恵を受けているのです。

そもそもコンピュータとはどんな機械だったのでしょうか。コンピュータはどこから始まり、どこへ向かっていくのでしょうか。 手動式計算機、パンチカードシステム、アナログコンピュータ、真空管の発明、暗号解読、ENIACの誕生、など・・・、その歴史の一つ一つが、様々な「計算」の実践といえるのです 。

前回4月に開催したイベントでは、人類の計算史を振り返って学んでいきました。(参考:『4/11 人類はいかに計算を獲得したか』)今回は、主に「歯車計算機械」としてのコンピュータについてトピックをいくつか取り上げ、深く学んでいきたいと思います。日本計算史の専門とする研究者である前山和喜が話し手、大人のための数学教室の創業者であり数字に強くなる数トレ教室代表の堀口智之が聞き手になって様々な角度からお話します。

 

数字で考えるきっかけになるイベント「ニューメラシートークライブ」とは

新型コロナウイルスが世界で猛威を奮う中、我々はこれからどんな生き方をしていくべきなのか。今、我々に必要なのは、合理的に物事を判断することです。日々メディアを通じて報道される感染症の様々な数字に惑わされることなく、「よい」「わるい」のグラデーションを的確に把握し、よりよい未来のために生きること。2021年。今、「numeracy(ニューメラシー)」が求められています。「numeracy」とは、「number」+「literacy」。いわば、数のリテラシー。「数的リテラシー」が求められてるのです。これからを”数字”で考えたい人のための有識者と共に学べるトークイベントです。参加するに、数字が得意である人は一切ありません。苦手であっても、最初の一歩を踏み出せる。気軽に参加でき、気軽に学べる。そんなコンセプトで開催しています。数字を元にビジネスや社会、日本の未来を考えるトークイベントです。

 

受講対象

・コンピュータを扱う仕事の人
・計算に興味がある人
・数字を学びたいと思っている方
・数学的思考法を身につけたい方
・日常生活をより良く過ごしたい方

 

招待講師

前山 和喜(まえやま かずき)
専門は日本計算史。研究対象は日本における電子計算機の開発と導入と利用による社会の変容。工学院大学、関西大学大学院、日本科学未来館 科学コミュニケーター職を経て、現在は総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻(国立歴史民俗博物館で博士後期課程),工学院大学 情報学部 非常勤講師・客員研究員。

前山が過去に書いた連載「計算の歴史学とジェンダー―誰が計算をしていたのか?」

 

申し込みはこちら(peatix)

<文/堀口智之>