将棋やオセロ、囲碁など、様々なボードゲームがありますが、やはり先手の方が有利なゲームの方が多いようです。
将棋の先手の勝率は
それぞれ、先手の勝率と後手の勝率を比べて、その勝率の割合が後手に対してどのくらいアップしているのかを考えたとき、将棋であれば、先手であれば12%ほど勝率がアップします。(参考:将棋は先手と後手どちらが有利か)
囲碁の先手の勝率は
囲碁では、先手の方が明らかに有利とされ、だからこそ、初めからその分の先手の勝率を調整するように、後手が有利になるよな調整が行われています。「コミ」と呼ばれるハンディキャップを設け、バランスを取っているのです。
チェスの先手の勝率は
チェスでは、先手が30%程度勝ちやすくなっています。ゲームとしての駒の動きからのパターン数は十分多いのですが、将棋よりも単純性は高く、奪った駒を再度使えないということから、ある程度手数が限られてきます。(引用:A Visual Look at 2 Million Chess Games)
オセロの先手の勝率は
先手・後手ほぼ同じ勝率と言われていると言われています。ちなみに、64マスのマス目に石を置いていくので、初めから4つのマス目に石が置かれていることから、先手と後手の置く石の数は一緒です。(引用:元世界チャンピオンが教える!超戦略的オセロ必勝法)
以上、様々なゲームから、勝率を数字で考えていくのは面白いですね!先手・後手だけでも、勝率が変わってくるのはまた面白いところです。
<文/堀口智之>